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2019 Fiscal Year Annual Research Report

Development of novel radiosensitizer by using mesenchymal cell-derived microRNA

Research Project

Project/Area Number 17K10476
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

松尾 圭朗  神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (90749201)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 赤坂 浩亮  神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (20707161)
宮脇 大輔  神戸大学, 医学部附属病院, 特命講師 (30546502)
犬伏 祥子 (カリヤ)  神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (60585959)
江島 泰生  獨協医科大学, 医学部, 准教授 (70423233) [Withdrawn]
Project Period (FY) 2017-04-01 – 2020-03-31
Keywords放射線増感
Outline of Annual Research Achievements

脂肪由来間葉系幹細胞の培養を行った。次いで、膵癌細胞株であるPanc-1細胞に対して、陽子線、炭素イオン線による照射を行い、コロニーフォーメーションアッセイにて評価を行った。参考となる報告が極めて少なく、特に後述の炭素イオン線やヘリウムイオン線での照射実験において、播種細胞数など条件の調整に難渋したが、最終的には生存曲線を作成し、LQモデルに基づいてα値、β値を求めることができた。また照射実験を行う粒子線の線種として、当初はすでに臨床面で実用化のなされている陽子線および炭素イオン線照射のみを行うことを予定していたが、近年実臨床面への検討が進んでいるヘリウムイオン線に関しても同様に条件を模索しながら照射実験を行った。陽子線は0Gy(RBE)から4Gy(RBE)まで1Gy刻み(0Gy,1Gy,2Gy,3Gy,4Gy)で、炭素イオン線およびヘリウムイオン線に関しては0Gy(RBE)から8Gy(RBE)まで2Gy刻み(0Gy,2Gy,4Gy,8Gy)で照射を行った。再現性の検証のため、各線種での照射実験を3セットずつ行ったが、いずれの線種においても再現性は良好であった。またコロニーアッセイで得られた結果はLQモデルを用いて、最小二乗法にてαおよびβを求めた。結果として、陽子線では3回平均でα=0, β=0.020, 炭素イオン線ではα=0.274, β=0.057, ヘリウムイオン線ではα=0.227, β=0.028となった。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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